アニメオタクは友達と語れない
アニメオタクとして生きて幾星霜。
思えば人生ほぼアニメに侵食されてきた。
小学生の時、フェアリーテイルに出会って、夜七時の生きがいを知った。
フェアリーテイルを紹介してきた友達は私よりも重度のオタクだった。
小学生にジャンプとサンデーとマガジンを与えてしまったが最後、ひたすら技の真似である。
掃除の時間、その友達にはたくさんの技を伝授してもらった。
ほうきは当然のごとく魔法の杖で、飛び降りる崖は机を使った。
技名は大声で叫び、本気で魔法を使わなければ(そんな心意気がなければ)友達に叱られた。
なんとも清々しいオタクライフだった。
他の男子生徒に白い目で見られようとフェアリーテイルは小学生人生を狂わせていたのだ。
それ以来、春夏秋冬生み出されるアニメを貪るように見続け、新たな生きがい探しに邁進してきた。
いやしかし、こうして大人になった今、あの友達は県内で最も頭の良い高校に入ったのだといくことだけしか知らない。
しかもダンス部に入って、イケイケチャラチャラなJKに生まれ変わったらしい。
高校生の時、たまたまマック前の横断歩道で会ったことがある。
一言交わした。
久しぶり、元気だった?うん。元気。
信号が変わるまでしか許されない会話。
信号が変われば他人。
それももう昔の話だ。
残された私、自称アニメオタクは以来、
いつまでもあると思うな親と金とアニオタ友達。
心身の成長を前にアニオタなど背負うものでない。
そんなことを心にアニメオタクとしてやってきた。
いやしかし、普通の友達を作るよりもアニオタ友達を作るのが難しいってなんだかなぁ。
いや、正直いるにはいるのだが、社会人になっは満足に話せない。
突然だがちょっとだけ言い訳させてほしい。
まず、せっかくアニメの会話ができたとしても、優先度の高い推しを語るのに夢中で、そのクールに観てるアニメを語るときがない。
しかと、すべての性癖が一緒な訳では無いから同じアニメを見ているとは限らない。
つまりは、学生のときは毎日会ってたからいっぱい話せたけど、大人になったら近況報告すらまともにする時間もないしましや趣味の話なんてとてもとても、、現象である。
前述した通り、それもこれもすべて言い訳である。
だって本当のアニオタは時間気にしてないし、Twitterで友達連れてくるし、、
お最近のオタクっておアクティブですわ、、
それができないから、ちまちまぼっちでアニメオタクをやっている。
できればぼっちざおたく!だといいたい。
ぼっちならアニオタやれ!というキャッチコピーも真似したい。
なんか救われてるような救われてないようなあまりにも現実的なキャッチコピーだけど、、
そんなこんなでアニメについて話したいブログを始めようと思う。
あと、生活とかいろいろ日記にしていきたい。
続くか分からないが、私が満足できるオタク友達ができるまでボツボツ呟いていきたい、、所存。